将棋の対局は数学の方程式を解いていくのに似ています。それは、必ず「局面における最善手」が存在するということに似ているかもしれません。ただし、現在のところ、人間ではそれを全て網羅することができないため、トッププロ同士が互角として対局した例を城跡として、それをなぞるように対局が進められています。
このような中で自分の得意戦法や相手の得意戦法を知ったうえで、対局の指し手を変えるような「心理戦」ももちろん、存在します。このような駆け引きは、将棋のような厳格な対局では、なかなかイメージしにくいところですが、やはり人間同士が対戦するものだからこそ、発生するロジックであることは間違いないでしょう。対局前の見えない部分だからこそ、そのせめぎ合いは激しいものがあるといえます。そのような対局の難しさについて、ぜひ色々と新しい対局についての心理戦について思いめぐらせてみるのも、新しい発見をすることが出来るようになるのではないでしょうか。
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